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カーニバル

カーニバル。。。というわけでもないのですが、飲み食いの口実に使われたのは四旬節前の謝肉祭。正教やカトリックに馴染みのない方のために少し解説すると、これはキリスト教の古い習慣で、復活祭と呼ばれるキリストの復活のお祝いの前に40日間の禁欲生活をするのが四旬節と呼ばれ、その前に40日分騒いでおくのが謝肉祭です。なんといういい加減な解説だ、とキリスト教徒の方には怒られるかもしれないけど。

これはもともとキリスト教以前のペガン文化にもあった習慣だと思います。長い冬に備えて蓄えておいた脂漬けや塩漬けや干物の肉などを、春が来る前に消費してしまうという実際的な理由もあるからです。おそらく一ヶ月間の質素な食生活は体のためにもいいのだと思います。復活祭は明らかに在来の春のお祝いです。

古い習慣は往々にして実際的で賢明な理由があるものですが、謝肉祭(カーニバル)、四旬節(レント)、復活祭(イースター)という3セットのうち、現在では真ん中の禁欲部分は完全に忘れられ、最後の部分も単なるウサギと卵の日というわけの分からないものになってしまっていて、カーニバルという言葉だけが無意味に独り歩きしています。

まあ、そこらへんの宗教的な背景が全然関係ないのはロシア会館も同じこと。また、リオのカーニバルみたいに酒池肉林をやろうとしても肉林のほうにはあんまり興味のないご老体が主体ということもあり、豊満な肉体を惜しげもなく晒して歌い踊るという場面は(ありがたいことに)ありませんでした。

これは壁に貼ってあった絵。ロシアの民話です。昔ある人が猫を飼っていましたが、邪魔なので森に捨てました。捨てられた猫は森でキツネの娘さんに出会い、結婚することになりました。それで森の動物達を呼んで持ち寄りパーティーを開くことにしましたが、山ほどの食べ物が集まると悪さをしてお客さんを怖がらせました。みんなは逃げてしまい、猫とキツネは二人でたらふくご馳走を食べました、というあくどいお話です。子供にそういう入れ知恵をしてどうする、と思いますが、人気のあるお話だそうです。
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換気扇が壊れたキッチンでは、パンケーキを焼く煙が充満する中で3人のお兄さんたちがシェフの助手として働いていました。
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煙もくもくの会場で黙々と食べる人々。
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そば粉で作ったパンケーキ。おいしかったです。
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by ammolitering3 | 2009-03-05 04:14



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