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お寺のお食事の背景

お寺では毎回豪勢なお料理が出されますが、その費用は毎回信者の人からの寄付でまかなわれています。子供の誕生日とか結婚記念日とか、そういう特別なときに記念として、あるいは感謝として寄付する人が多いです。今回は15歳になった男の子の誕生日記念のごちそうでした。何百人と集まった人々の前でケーキを切り、ハッピーバースデーを歌ってもらう男の子と、出席していた15歳以下の子供たちの様子です。こうして何百人という人々が彼を「うちのお寺の子供」として身近に知り、ゆるやかに愛情を注ぐことになるのです。こういうのって、とても大切なことなんじゃないかなと思います。

なお、いつもタダで食べてるばかりで一度もお食事代を丸ごと寄付したことがないので、一度私もやってみよう、と思ったことがあります。でも、聞いてみたら一回最低8万円くらいだそうです。ごめんなさい、簡単に諦めました。
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# by ammolitering3 | 2009-09-25 13:59

本日のお買い得品

悟りがお安くなっております。たったの2ドルでお手軽に悟れるチャンスです!お見逃しなく!

ダライ・ラマが新聞の編集委員をなさる特別企画みたいなものらしいですけど、こういう広告を思いつくところがさすがにカナダ人です。
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# by ammolitering3 | 2009-09-25 13:50

オンタリオ11

ハンモックも登場しました。気持ちいいです。そよ風、鳥の声、リスの声、モーターボートの音。。。うるさいです、ボーターボート。モーターボートは海の波みたいな大きな波を立てるので、湖の岸が破壊されて問題になっています。森や湖は動物たちや精霊の住むところ、ひっそりとふるまおう、という感覚はない人たちが多いのでしょうね。彗星がぶち壊されるはずです、ほんと。
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別の友人はいろんなガラクタを使ってロボットを作っています。
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散歩に行ったら、森の地面にこんなきれいな水晶が落ちていました。辺りを見渡しても、そういう石が転がっているところはありません。カラスか何かが落としたのでしょうか。でも、ふと見ると待っていたようにそこにあったので、嬉しかったです。
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これもビーバーの仕業です。よく働く人たちです。
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別の友人の作品。蜂に関する展示のためのイラストです。
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D君の作品も何点かありました。カリンバという楽器です。もともとはアフリカの楽器で、お土産屋さんや楽器屋さんなどで見かけるのは荒削りなものが多いです。でも、D君の作品は箱型のギターのような精度があります。
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旅行の最後はD君のお母さんの村に戻りました。キノコの季節だったので、D君はパフボールを探してきました。ご覧のように大きいです。しかも結構おいしいのです。バター焼きにして食べますが、イタリアの人はやっぱりパスタに入れるそうです。
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D君のお姉さんが近くを案内してくれました。これはその昔宣教師が殺された場所。かつて、ネイティブインディアンたちに一方的にキリスト教を押し付けた宣教師たちは強い反感を買いました。。。
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きれいなキノコがありました。
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オンタリオの田舎はあちこちにリンゴが生えています。これは気候がぴったりだからという理由もありますが、その昔、方々にリンゴの種を撒いて回ることを人生の使命と任じていたおじさんがいたからでもあります。D君が木をゆすって実を落としてくれました。
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田舎の様子。D君のご先祖さまのおうちの跡のすぐお向かい。そういえば、ここを訪ねたときに面白い出来事がありました。D君は家の跡の茂みに入ってごそごそしていましたが、彼のお姉さんと私は道に停めた車の外で待っていたのでした。お姉さんがリモコンで車の鍵を開け、私たちはそのまま立ち話をしていました。そしたら2-30秒してドアがひとりでにロックされました。お姉さんは、「間違ってリモコンを触ってしまったのかな」と言って、もう一度アンロックしました。そしたらまた2-30秒してひとりでに鍵がかかり、今度こそと思ってまたアンロックしたら、またひとりでに鍵がかかってしまったのです。

ご先祖さまがひさしぶりに訪ねてきた親戚に、そんなにすぐ帰るな、といいたかったのでしょうか。私もその場に居合わせたし、お姉さんが鍵を触ったということは絶対にないのです。こんなことは初めてだというし、ほんとに不思議でした。後で知ったのですが、このおうちに住んでいらしたご先祖様は、スピリチュアリストと呼ばれる霊媒みたいなことをなさっていたそうです。霊的なことをできるだけ科学的な方法で実験して記録していた人たちのことです。
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これで終わりです。あとはビデオがありますが、まあそのうちアップしようと思います。おかげさまで楽しい旅行でした。いろんな人に会えたのもよかったなと思います。
# by ammolitering3 | 2009-09-12 00:52

オンタリオ10

友人たちの作品です。二人で一緒に仕事をしているのですが、主に美術館や博物館などの展示作品を作ったりしているのです。あと、展示の背景のデザインとか、展示会の配置デザインとか、言われてみればそれも誰かがやっているのだな、と思うような仕事です。これは地元の小さな資料館に納品したジオラマ。この地域で昔行われていた林業の様子です。なお、水のところは深さ何センチかありそうに見えますが、実は1ミリくらいしかありません。絵の具だけで作ったイリュージョンなのです。
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昔の暮らしがテーマの資料館なので、当然メープルシロップつくりの展示もあります。木の幹に穴の開いた金具を差し込んで、その下にバケツをぶらさげて流れてくる樹液を貯めます。
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バケツにいっぱい集めた樹液も、40分の1くらいまで煮詰めないとメープルシロップになりません。メープルシロップはカエデの血なのです。どうぞ一滴一滴を大切にしてお召し上がりください。なお、砂糖カエデが育つ最適な環境というのは山の斜面で、しかもメープルシロップ作りはまだまだ寒いカナダの春先に行われます。これのどこが春だ、というような春なので、雪は深いし、朝晩は零下5度くらいになります。つまり、足元は最悪だし、樹液は重いし、集めるだけでも重労働なのにそれをはるばる運んで、大量の薪を使って煮詰めなければなりません。労働者が足りなくて困っている現状がご理解いただけるものと思います。

メープルシロップといえば「高い」というイメージが大きいですが、実は最低限の安値なのです。家族労働、親戚労働、つまり大量のタダ働きおよびケベック州の保護に支えられた上での結晶です。大事にお楽しみください。何だかメープルシロップ協会の回し者みたいなことを言ってますが、そうです、私はかつてメープル農協で働いていたのでした。。。

なお、館長さんが指差しているのは鉄鍋です。よく見えませんが、鍋のちょっと上にはラードがぶらさげてあります。樹液を煮詰めているときに、吹きこぼれないようにラードをほんのちょっと表面につけるのです。そうすると泡が消える、という仕組みですが、現在はこの方法は行われていません。
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昔の道具など。
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なんと、カヌーをこぎました。すごい。初めてです。パドルと呼ばれる板切れみたいなのでこぐのですが、結構水が重かったです。でも、静かに遠くまでいけるので、湖を渡るには最高だなと思いました。ただ、残念なことに、こういう静かな日は少ないです。モーターボートで轟音を立てて走り回る人たちが多いからです。
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今回の旅行中はずっと好天に恵まれました。一度だけ夕方に雨が降ったきりです。これはその雨の直前の空。こういう景色がきれいだなあと思います。雨が降り出したときの匂いも好きです。
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なぜか、「カナダ宇宙飛行士プログラム」と書いたワッペンのついた作業服がありました。おお、すごい、と言って見ていたら、友人がモデルになってくれました。登山用みたいな安全ベルトもつけて、目を保護する特別なめがねやイヤーマフなどもつけてくれました。これは尾鷲の天文家某Y氏への特別プレゼントです。
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# by ammolitering3 | 2009-09-11 23:59

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友人たちの家の庭に鹿が来ました。10メートルくらいまで近づいても黙って草を食べていました。
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突然ですが、トイレットペーパー。イギリスにはこういう特殊なのがあります。折り紙でロケットを作れるトイレットペーパーは、薬用だそうです。お値段も普通のより高いです。誰が何のために使うのか、不思議でなりません。友人たちの家のトイレにおいてありましたが、これは冗談で置いてあるだけで、使ってるわけではありません。
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洗濯物は、谷川を渡ってかけてある洗濯紐に干します。谷川の向こうの木に渡してあるのですが、誰がどうやって渡したのでしょうか。森の暮らしは謎が多いのです。
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ぼけてますが、山道を作っているところです。倒木でしるしをつけて、葉っぱをかきわけ、枝を払い、必要なら木を切ったり岩を動かしたりします。
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蛇みたいな岩がありました。ウナギのほうが似ているでしょうか。
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カナダの軍隊の特別なズボンは、すそのところが二重になっています。下のを靴下に入れて、虫よけにします。
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松やにみたいなのを池の水に落とすと、きれいな模様が広がりました。
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今回の旅行で会った別のアーティストは、鳥の観察がすごく上手な人でもあります。ハミングバードも見られて嬉しかったです。でも、私は全体的には鳥よりもウサギとか鹿とかリスのほうが気が引かれる気がします。
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彼女は森で見つけた材料を使って妖精の家を作っています。中まですごく凝っています。
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湖にカヌーを出しました。物置から湖までは結構距離があるので、「そうだ!自転車に取り付けて、逆さまにして押していこう!」というアイディアを出した人がいましたが、当然うまくいきませんでした。
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# by ammolitering3 | 2009-09-11 05:11



ときどき更新します。ときどきご覧ください。